第12話 さよならの結婚式
ゼロの使い魔~双月の騎士~第12話。
最終回なのにクライマックスという感じがしませんが気持ちだけ盛り上がって参りましょう。

貴族としてのプライド、そして皆のためにあくまでトリステイン軍の殿をするというルイズ。
ぶっちゃけ自分が死んだ後の事なんてその本人にとっては無意味だよね。考え方の違いか。
そしてルイズは最後になるであろう戦いの前に、才人との間に確かな絆を作るため結婚式を望む。
2話前の貴族とは逆の結論に達した訳ですが、残される側にとっては嫌がらせでしか無いような。
しかし才人はルイズを眠らせ、代わりに自分がアルビオン軍に突っ込む事を決意していました。

ルイズが目覚めた時にはもう引き返せない船の上、既に才人は戦いに向かっていましたと。
というかジュリオはこの時の才人のフォローとルイズへの説明役のために存在したのか(笑)。
月をバックにデルフリンガーに一人語りかける才人は演出としては良い感じだったかな。
第2期のタイトルの「双月の騎士」というのは結局このシーンをイメージしたものだったのか。
才人は奮戦するものの1対7万という絶望的戦力差の前に多勢に無勢、集中砲火を受ける・・・。

で、話は一気にぶっ飛んで才人の事を想い泣きはらすルイズという後日談に。
ただでさえ出番の少ないエレオノールはわざわざこんな所でまた株を下げんでも(笑)。
というかここから才人帰還への流れがすっ飛び過ぎ。というかもう前回からすっ飛んでますが。
ティファニアとか前回伏線張って今回で回収とかどれだけ無理矢理な構成なんだよ、と(笑)。
そんな大急ぎの展開のせいで才人とルイズの感動の再会も薄っぺらいというか何と言うか。

そしてわざわざこのオチに無理矢理持っていかんでも。なんでこんなにワンパターンなんだ?
才人がいくらなんでも無節操過ぎというか、Aパートでやっていた事が全部台無しになったような。
まあこんないつものドタバタもこの作品らしい・・・・・という擁護はやっぱりちょっと難しいか(笑)。
ドタバタも良い時は良いかもしれませんが、泣き所は泣き所と一貫した構成にして貰いたいね。
最後に影が薄くてしょうがなかったサブキャラ達も何というか気持ちだけ登場して締めました。
結局最後はどうまとめるのかと思いましたが、超速展開で無理矢理終わらせましたね。
つまりこのアニメを締めるのには2話ぐらいあれば十分という事だったんでしょうか。
最後にまとめのようなそうでも無いような記事を書くつもりなので本感想はこれにて終了。
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原作では、すごくお互いの気持ちとか表現されていたのに・・・・。
見て・・あっという間に・・・テンション・・ダウン・・。
ううう・・・マジ・・どうしょう・・。(爆